MTMについて

MTM(メディカルトリートメントモデル)とは、お口の中の汚れの検査(染めだし)、虫歯菌の検査(唾液検査)、レントゲン撮影などの各検査を行い、お口の中の状態を把握したうえで、個々の患者さんに合わせた予防プログラムの立案、虫歯治療などを行い、お口の中を健康に保つための定期的なメインテナンスに至るまでの流れです。

 

  • むし歯はどうしてできるの?

むし歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク)にむし歯の原因菌(ミュータンス菌)などがすみつき、むし歯の原因菌が糖分を栄養にして酸を出すことによって、歯を溶かし、穴をあけて始まります。

むし歯は、むし歯の原因菌が普段の生活の中で、子どもたちに感染して生じてしまいます。

感染時期は生後10か月から36か月くらいの間です。この時期の子どもには他の人が使ったお箸やスプーンで、食事を与えないように気をつけましょう。

 

  • 染めだしってなに?

むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)はブラッシングである程度落とすことができますが、歯と同じような色をしているため、目で見ただけは、落し切れていないところに気が付きません。

染めだしでは、歯垢に分かりやすい色をつけ、普段のブラッシングでは、取り切れていない部分を把握し、歯垢の除去、日々のブラッシングの改善に役立てます。

 

  • 唾液検査ってなに?

決まった時間、ガムを噛んで唾液を出していただき、採取した唾液を検査します。

採取した唾液から下記の項目を検査します。

  • 唾液の量

唾液の量が多いほど、お口の中の汚れを洗い流すことができ、抗菌作用が期待できます。

  • 唾液の中和力

唾液には、酸やアルカリを中性に戻そうとする働きがあります。唾液がもつ中和力は人それぞれ異なりますので、唾液にどの程度の中和力があるかを検査します。

  • ミュータンス菌の有無、量

歯垢にすみつき、酸を出して歯を溶かす菌です。菌の有無、すみついている量を検査します。

  • ラクトバチラス菌の有無、量

むし歯を進行させる菌で、糖分があると強い酸を出して歯を溶かします。菌の有無、すみついている量を検査します。

 

  • メインテナンスってなに?

各種検査などの結果、個々の患者様に合った予防プログラムを作成し、定期的な検査、ブラッシング指導、歯科衛生士の徹底的なクリーニングなどを行い、お口の中を清潔に保つための取り組みを実践していく作業です。

生涯、健康な歯で過ごすことができるよう、当クリニックが徹底的にサポートいたします。